MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

名言名句の辞典1人生 > 老いとともに生きる

望むのが私の生きがいだった--だが今はその望みもすてたもう何も望まないすなわち死も望まない

名言名句
望むのが私の生き
がいだった--だが今はその望みもすてたもう何も望まないすなわち死も望まない
【解説】
食道がんで闘病中の一九六四年の作。すでに死期を悟っていたのであろう。この詩を「絶望」と見るか、「あきらめ」と見るか、「悟りの境地」と読むか、人それぞれであろうが、避けられない死を淡々と受け止めようとしているように思われる。
【作者】高見 順
【生没年】1907~65
【職業】作家
【出典】『死の淵より』
【参考】ちなみに、高見はこのころ、日本ペンクラブの運営や日本近代文学館の創立に、病|躯をおして尽力していた。その起工式の翌日、完成を見ることなく、五十八歳の生涯を閉じた。『死の淵より』は、病床で数行書いては数日休みというようにして書きつづけた作品。私生児として生まれた高見は自分の誕生を祝福されないものと感じていた。そして、「死ぬときも ひとしくひっそりと 此の世を去ろう」と書いた。




あすとろ出版 (著:現代言語研究会)
「名言名句の辞典」
JLogosID : 5450146

この辞典の個別アプリ

名言名句の辞典
古今東西偉人賢人の名言名句およそ700を「人生」「成功」「人間」など6つのテーマに分けて収録。便利な機能が付いた辞典アプリ。

【辞典内Top3】 花の命は短くて苦しきことのみ多かりき  つまづいたっていいじゃないかにんげんだもの  僕の前に道はない僕の後ろに道は出来る  
【関連コンテンツ】

関連辞書

慣用句の辞典 故事ことわざの辞典 四字熟語の辞典 四字熟語の辞典 カタカナ語の辞典 日本語使いさばき辞典 同じ読みで意味の違う言葉の辞典 

関連書籍

 あすとろ出版「名言名句の辞典」

出版社:あすとろ出版[link]
編集:現代言語研究会
価格:1,728
収録数:700語
サイズ:18.4x13.2x2.8cm(B6判)
発売日:2008年4月
ISBN:978-4755508141

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト