【故事ことわざの辞典】人間 > 才能や力量
三たび肱を折って良医と成る
【みたびひじをおってりょういとなる】

【解説】自分の肱を何度も折ることで苦痛を味わい、治療する経験を積んだのちに、はじめて優れた医師になれるという意味で、苦労を重ねなければ立派な人物には成長しないというたとえ。
▼「肱」を自分の肱ではなく他人の肱と解する説もある。
【出典】説苑。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5552638 |