【故事ことわざの辞典】世間・世の中 > 戦いや勝負
麦秀の嘆
【ばくしゅうのたん】

【故事】故事【解説】国の滅亡を嘆くこと。
▼「秀」は穂。中国|殷の紂王の暴虐な行為を諫めた賢臣、箕子が、殷の滅んだ後に都の跡を通り、そこに麦の穂が出そろっているのを見て嘆き悲しみ、「麦秀でて漸漸たり」(麦が勢いよく伸びている)と詠じたという故事による。
【出典】史記。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5552149 |