【故事ことわざの辞典】世間・世の中 > 世渡り
出船によい風は入り船に悪い
【でふねによいかぜはいりふねにわるい】

【解説】出船にとっての追い風は入り船にとっての向かい風になって都合が悪いことから、一方によいことは他方に悪く、両方によいことはないというたとえ。
【類義語】彼方立てれば此方が立たぬ。右を踏めば左が上がる。両方立てれば身が立たぬ。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5551784 |