【故事ことわざの辞典】世間・世の中 > 戦いや勝負
四面楚歌
【しめんそか】

【故事】故事【解説】周りを敵や反対者に囲まれて孤立した状態。
▼中国|漢の劉邦と天下を争った楚の項羽が垓下で漢の軍に包囲されていたとき、夜に四方の漢軍が故郷の楚の歌を歌うのを聞いて、楚の人までが漢に降伏したのかと絶望したという故事による。
【出典】史記。
【類義語】孤立無援。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5551281 |