【故事ことわざの辞典】人間 > 志
渇しても盗泉の水を飲まず
【かっしてもとうせんのみずをのまず】
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【故事】故事【解説】どんなに困窮していても、絶対に不正なことはせず、行いを慎むという意味。
▼「盗泉」は中国山東省にある泉。そばを通りかかった孔子は、名がよくないといって、のどが渇いていたにもかかわらず水を飲まなかったという故事による。
【出典】文選。
【類義語】鷹は飢えても穂を摘まず。武士は食わねど高楊枝。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550690 |