【故事ことわざの辞典】世間・世の中 > 世渡り
風が吹けば桶屋が儲かる
【かぜがふけばおけやがもうかる】

【解説】思いがけないところにまで影響が及ぶこと。また、当てにならないことを期待するたとえ。
▼風が立てた砂ぼこりが目に入って盲人が増える。多くの盲人が三味線を弾いて生活するので、三味線に皮を使う猫が殺される。猫が減ればねずみが繁殖して桶をかじる。その結果、桶屋がもうかるという話から。
【同義語】大風が吹けば桶屋が喜ぶ。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550674 |