【故事ことわざの辞典】人間 > 資質や人格
餓鬼の目に水見えず
【がきのめにみずみえず】

【解説】餓鬼道に落ちた亡者である餓鬼はいつも渇きに苦しみ、それにとらわれているため、かえってそばに水があっても目に入らない。あまり欲しがって焦ると、求めるものが近くにあっても気づかないということ。
【同義語】魚の目に水見えず。人の目に空見えず。餓鬼の目水。
【類義語】凝っては思案に能わず。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550644 |