【故事ことわざの辞典】人間 > 才能や力量
老いたる馬は道を忘れず
【おいたるうまはみちをわすれず】

【故事】故事【解説】老馬は通った道をよく覚えているように、経験が豊かな人は物事の判断を誤らないということ。旧主の恩義を忘れないたとえにも使う。
▼他国を攻めた軍勢が帰り道に迷った時、老馬を先に立てて無事に帰国した故事から。
【出典】韓非子。
【類義語】亀の甲より年の劫。年寄りの言うことと牛の鞦は外れない。老馬の智。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550486 |