【故事ことわざの辞典】人間 > 自分
自惚れと瘡気の無い者はない
【うぬぼれとかさけのないものはない】

【解説】自分の容貌や能力を誇る自惚れは決して見よいものではない。しかし、人前では隠していても、内心では誰でも多少の自惚れを持っているものだということ。
▼「瘡気」は梅毒の気味。良薬がなかった昔、この性病に悩まされる人が少なくなかった。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550402 |