【故事ことわざの辞典】人間 > 人さまざま
鶯鳴かせたこともある
【うぐいすなかせたこともある】

【解説】こんなお婆さんになってしまったが、若いころは男性にちやほやされたよという述懐のことば。
▼「梅に鶯」の取り合わせで、「梅」を若いころの自分、「鶯」を若い男性にたとえたもの。「梅干し婆はしなびておれど、鶯鳴かせたこともある」と続けていう場合もある。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550366 |