【故事ことわざの辞典】人間 > 思慮分別
一葉落ちて天下の秋を知る
【いちようおちててんかのあきをしる】
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【解説】この場合の葉は梧桐の葉。梧桐の大きな葉が他の木より早く落ちるのを見て、秋の訪れた気配を察すること。わずかな前兆によって、やがてやって来る大事を予知するたとえ。
【出典】淮南子。
【同義語】一葉秋を知る。一葉の秋。桐一葉。
【類義語】霜を履んで堅氷至る。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550255 |