MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

標準治療病名 > 眼科

白内障
【はくないしょう】

Cataract

 水晶体は瞳の後方に位置する器官で、直径約9mm、厚さ約4mmの透明な凸(とつ)レンズの形をしています。外界からの光を網膜に焦点が合うよう集光させること(屈折)、膨らんで近くに焦点を合わせること(調節)、および網膜にとって有害な紫外線を吸収することが主な働きです。若い時期の水晶体は透明で柔軟ですが、年齢とともに硬く、厚みを増し、混濁(こんだく)してきます。水晶体の透明性が何らかの原因で障害された状態を総称して白内障(「しろそこひ」)と呼んでいます。白内障の原因の中で最も多いものは加齢に伴うものですが、そのほか、アトピー性皮膚炎、糖尿病や外傷に起因するもの、ステロイド等の薬剤使用の影響によるもの、先天性のもの、眼の病気に伴って起こるものなどがあります。水晶体が混濁すると、光がきちんと網膜に到達することができなくなり、様々な症状が起こります。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035486

関連電子書籍

私を救う医者はどこ?
【著者より】病の恐れをひとり抱えている時、身内に重病の患者が出た時、あなたは何を頼りにしますか。特効薬?最新設備の病院?何より大切なのは、あなたの決断を親身になってサポートする医療判断医なのです。…

【辞典内Top3】 感冒様症状  併診  粘稠性  
【関連コンテンツ】

関連辞書

薬局にあるクスリ辞典 東洋医学のしくみ 

関連書籍

 寺下医学事務所「標準治療」

出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト