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標準治療病名 > 眼科

白内障
【はくないしょう】

Cataract

 水晶体は瞳の後方に位置する器官で、直径約9mm、厚さ約4mmの透明な凸(とつ)レンズの形をしています。外界からの光を網膜に焦点が合うよう集光させること(屈折)、膨らんで近くに焦点を合わせること(調節)、および網膜にとって有害な紫外線を吸収することが主な働きです。若い時期の水晶体は透明で柔軟ですが、年齢とともに硬く、厚みを増し、混濁(こんだく)してきます。水晶体の透明性が何らかの原因で障害された状態を総称して白内障(「しろそこひ」)と呼んでいます。白内障の原因の中で最も多いものは加齢に伴うものですが、そのほか、アトピー性皮膚炎、糖尿病や外傷に起因するもの、ステロイド等の薬剤使用の影響によるもの、先天性のもの、眼の病気に伴って起こるものなどがあります。水晶体が混濁すると、光がきちんと網膜に到達することができなくなり、様々な症状が起こります。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035486

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編集:寺下 謙三
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