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標準治療病名 > 小児科

肥厚性幽門狭窄症
【ひこうせいゆうもんきょうさくしょう】

Hypertrophic Pyloric Stenosis:HPS

肥厚性幽門狭窄症

 生後2~3週の間に胃の出口である幽門(ゆうもん)部の輪状筋(りんじょうきん)が急速に厚くなって狭まってしまい、胃液や母乳・ミルクが胃内に停滞して十二指腸に行くことができず、胃内圧が上昇して噴水状に嘔吐を繰り返す疾患です。嘔吐は出生直後は回数も程度も軽く、日齢を経るにつれ回数と程度がひどくなってきます。赤ちゃんはミルクを飲んでも吐いてしまうため、常に空腹感が強く、また体重の増加もないために次第にやせていきます。この病気は男児に多いことが特徴です(男女比は3~5:1)。家族内発症は3%に認められます。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035279

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出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
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ISBN:978-4890417162

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