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標準治療病名 > 脳神経

ギラン・バレー症候群
【ぎらん・ばれーしょうこうぐん】

Guillain-Barre Syndrome:GBS

 末梢神経系に炎症が生じ、主に髄鞘(ずいしょう)が破壊される病気です。髄鞘が破壊されることを脱髄(だつずい)と呼びます。多発性硬化症は中枢神経系の脱髄疾患ですが、ギラン・バレー症候群(GBS)は末梢神経系の脱髄疾患の代表的存在です。炎症が極めて強い場合、軸索が障害されることもありますが、一般的には軸索(じくさく)は保たれ神経症状の回復は良好です。年間の発病率は10万人に1人前後ではないかと推測されています。あらゆる年代で発症しますが、最も多いのは50~74歳であったとの報告があります。女性のほうが男性よりやや多いといわれています。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035051

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出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

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