【福武国語辞典】や行 > よ・
寄る
【よ・る】
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自五
【1】近づく。【ア】進み近づく。近寄る。接近する。「ストーブの近くに―」「わきに―」【イ】どこかに行く途中でおとずれる。立ち寄る。「帰りに本屋へ―」「船は神戸に―」【2】一か所に集まる。【ア】近づいて、集まる。「人がおおぜい―・ってくる」【イ】多くなる。積み重なる。「しわが―」「年が―・って体が弱る」【3】相撲で、組んだままの姿勢で押し進む。「土俵ぎわまで―」【4】もたれかかる。寄りかかる。「柱に―」寄(よ)ってたかって おおぜいが寄り集まって。みんなで。「―文句を言う」寄(よ)らば大樹(たいじゆ)の陰(かげ) どうせたよりにし、あてにするのなら、勢力のある人や大組織のほうがよいというたとえ。寄(よ)ると触(さわ)ると 人が寄り集まるたびに。「―そのうわさでもちきりだ」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705431270 |