【福武国語辞典】ま行 > もと
元・本・基
【もと】

名/接尾
【一】(名)【1】〔元〕物事の起こり。始まりの部分。起源。出発点。「―をたずねる」「二人の仲を―にもどす」【2】物事の成り立つ大事な部分。【ア】〔本・基〕土台。基本。基礎。「木が―から枯れる」「主従関係を―にした武家社会」{対}末 【イ】〔元〕原因。きっかけ。「過労が―で病気になる」「マッチ一本火事の―」「失敗は成功の―」【ウ】〔元〕利益を得るために、初めにかけたお金。元手。元金。「商売を始めるには―がかかる」「―も子もなくなる(↓根絶 の{類義表現})」「―(=原価)を切って売る」【エ】原料。材料。「豆腐は大豆を―にして作る」▽【エ】はふつう仮名書き。【二】(接尾)〔本〕〔数を表す和語について〕草木などの細長いものの数を数える語。「一(ひと)―の菊」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705406450 |