【福武国語辞典】は行 > べん
弁
【べん】

{教}{常}
【1】〔弁〕武士の冠(かんむり)。「武弁」【2】〔辨〕【ア】わける。区分。わきまえる。「弁証・弁別・弁明・弁理」【イ】用に当てる。「弁済・弁償・支弁・用弁」【3】〔※〕【ア】花びら。「花弁」【イ】液体・気体の出入りを調節するしくみ。「弁膜・安全弁」【4】〔辯〕【ア】ことば巧みにいう。説得する。議論する。「弁解・弁護・弁口・弁士・弁舌・弁駁(べんばく)・弁論・詭弁(きべん)・強弁・多弁・陳弁・答弁・熱弁・雄弁」「弁が立つ(↓能弁 の{類義表現})」【イ】話しぶり。ことばづかい。「大阪弁・東北弁」{参考}【1】~【4】はそれぞれ別字であるが常用漢字の新字体として「弁」が採用された。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705354950 |