【福武国語辞典】は行 > ひと
一つ
【ひとつ】

名/副
【一】(名)【1】数の初め。一(いち)。「リンゴが―ある」「―ちがい(=一歳の差)の姉妹」【2】同じであること。同じもの。「全員が―になって協力する」「考えを―にまとめる」「彼も彼女も考えることは―だ」「―屋根の下に住む」【3】そのものだけで、他には何もないこと。「女手―で育てる」「きみの決心―だ」【4】いくつかの中のひとつのこと。一方。一面。「―にはそういう事情がある」【5】〔体言につき、あとに打消の語を伴って〕意味を強める。「何―できない」「かぜ―ひかない健康な体」【二】(副)【1】ちょっと。ためしに。「―行ってみようか」「―今夜は語り明かそう」【2】どうぞ。「―よろしく頼みます」▽【二】はふつう仮名書き。―穴(あな)の貉(むじな) いっしょに悪事をたくらむ仲間。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705318440 |