【福武国語辞典】な行 > のう
能楽
【のうがく】

「能」ともいう。室町時代に盛んになった楽劇の一種類。室町初期、全盛期の田楽(でんがく)に対抗して、観阿弥(かんあみ)・世阿弥(ぜあみ)の演ずる能が、足利将軍の庇護(ひご)もあって勢力を得、芸術的にも完成を見た。象徴的な演出に特色があり、現在もなお二百数十曲が実演されている。能楽の詞章を「謡曲(ようきよく)」という。↓謡曲
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705279350 |