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でも
【でも】

副助/接
【一】(副助)許容の基準を示す。【ア】極端な例をあげて他を類推させる。…でさえも。「子供でもわかることだ」【イ】〔「だけ」とともに用いて〕希望の最低の限度を示す。「せめてひとめだけでも会えたらよいが」【ウ】例として軽く取り上げたものを示す。「お茶でもいかが」【エ】〔不特定を表す語について〕すべてにわたることを示す。「何でも食べなさい」「どこでもいいや」「だれとでも仲よくしましょう」【二】(接)逆接を表す。遠慮がちな反論を導くことが多い。しかし。けれども。「―、ぼくこわいもん」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705229320 |