【福武国語辞典】た行 > ては
ては
【ては】

接助
〔動詞・形容詞型活用の語の連用形につく。撥(はつ)音便に続くときは「では」の形をとる〕【1】動作・作用が繰り返されることを表す。「寄せては返す白波」「思い出してはまた涙」【2】望ましくない事柄を仮定することを表す。ふつう、否定的判断が続く。「見てはならない」「コネがなくては受かるまい」「読んでは困る本」【用法】「頼んではみるけれどねえ」のように、否定的判断を暗に表現することもある。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705228290 |