【福武国語辞典】さ行 > しん
心学
【しんがく】

【1】江戸時代、神道(しんとう)・儒教・仏教の教義を調和融合して、やさしく説いた実践道徳の教え。石田梅岩(ばいがん)がはじめて唱え、石門(せきもん)心学ともいう。【2】中国宋(そう)の陸象山(りくしようざん)、明(みん)の王陽明らの哲学。心を修め、その実践によって聖人に近づくことを説いた。陽明学。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705123470 |