【福武国語辞典】さ行 > しゅ
修辞法
【しゅうじほう】

表現の簡潔さ、形容の適切さ、修飾の豊富さなどの技術によって、巧みな言いまわしをすること。また、その技術。レトリック。{参考}避板(「月をめで花をめでる」の平板さを避け「月をめで花をたのしむ」のように表現する)・同音反復(「枯れ枝にからすの止まりけり秋の暮れ」では、k・r音の反復)・ 対句(「野行き山行き海辺行き」の類)・誇張(「白髪三千丈」の類)・ 比喩などが、古来よく用いられた。
↓比喩・隠喩・直喩
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705093890 |