【福武国語辞典】さ行 > させ
させる
【させる】

助動下一型
【1】使役を表す。だれかに命じて、ある動作をとるようにしむける。「問題を生徒に考えさせる」「彼に来させなさい」【2】許容を表す。だれかがある動作をとることを、許可したり、そのままにしたりしておく。「いつまでも寝させておく」「子供を甘えさせるのはよくない」【3】ある動作が、不本意な結果であることを表す。「花を枯れさせてしまった」【4】〔助動詞「られる」とともに用いて〕高い尊敬を表す。「お手を伸べさせられた」{参考}【4】は文語的な表現になる。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705057430 |