【福武国語辞典】さ行 > さ・
刺す
【さ・す】

他五
【1】あるものの内部に、先のとがったものや鋭いものなどを突いて入れる。突き通す。【ア】突きこむ。「ナイフで人を―」「魚に串(くし)を―」【イ】針を突き立てるようにして縫う。「ぞうきんを―」【ウ】虫が針を突き入れて毒を注いだり血を吸ったりする。「蚊に―・される」【2】つかまえたり、殺したりする。【ア】野球で、走者をアウトにする。「ランナーを一塁で―」【イ】もちざおで鳥をつかまえる。【3】感覚器官や心を刺激する。【ア】鼻・口・肌などに、におい・音・寒さ・明るさ・味などを感じさせる。「アンモニアの鼻を―刺激臭」「肌を―寒さ」【イ】(ひゆ的に)心の中に衝撃を与える。「悲しみが心を―・した」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705057210 |