【福武国語辞典】か行 > ここ
心
【こころ】

【1】人間の知識・感情・意志などの働きの総称。また、その働きのもとになっているもの。「美しい―」「大きな―」「―の優しい人」「彼女の純情さに―を打たれる」【2】【1】のありかた。【ア】本来の気持ち。深い思い。真心。「―からお礼申し上げます」「―をこめる」「―を尽くす」【イ】そのときの気持ち。考え。思い。「―を合わせる(↓協力 の{類義表現})」「―がかよう(=気持ちが通じあう)」「―を入れかえる」「―を打ち明ける」「―が動く」【ウ】思いやり。なさけ。「―ない仕打ち」【エ】情趣を理解する感性。「茶の―」【3】ことばなどの意味・わけ。【ア】表現の意味。「歌の―をつかんで歌う」【イ】謎(なぞ)で、答えが成立するわけ。「イロハとかけて満開の桜ととく。その―はチリヌル前にある」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705034640 |