【福武国語辞典】か行 > くだ
下る
【くだ・る】

自五
【1】高い所から低い所へ移る。【ア】低い所へおりる。「山を―」「野に―(=官職をやめる)」{対}上(のぼ)る 【イ】垂れ落ちる。「涙がほおを―」【ウ】上の人の意志が伝わる。「判決が―」「審判が―」▽【ア】【イ】は「降る」とも書く。【2】都から地方へ行く。「西国へ―」{対}上(のぼ)る 【3】時が経(た)つ。「時代が―」▽「降る」とも書く。【4】降参する。服従する。「敵の軍門に―」▽「降る」とも書く。【5】体外へ出る。「虫が―」「腹が―(=下痢をする)」【6】基準量を下まわる。「一万人を―・らない」「零度を二、三度―」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704992670 |