MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

福武国語辞典か行 > ぎじ

擬人法
【ぎじんほう】

動物・植物その他人間でないものを、人間であるかのように描く技法。{参考}「花が笑う」は花を人間に見立てて叙述する単純な擬人法であるが「ごんぎつね」(新美南吉(にいみなんきち))のごんは狐(きつね)を人間に見立てていて、話全体が擬人法と見られる。つまり、叙述の擬人法と構成の擬人法とがあるのであり、狭義では前者だけをさし、広義では後者も含めるところで、「夕鶴(ゆうづる)」(木下順二(きのしたじゆんじ))のつうは人間であって同時に鶴であるから、擬人法とはいえない。すべての神話は神を人間に見立てているように見えるが、古代人にとっては神は神であって、人間的に描こうとしたわけではないから、これも擬人法ではない。




ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄)
「福武国語辞典」
JLogosID : 704965110


【辞典内Top3】 乗る・載る  反対給付  収まる・納まる・修まる・治まる  
【関連コンテンツ】

関連辞書

日本語使いさばき辞典 同じ読みで意味の違う言葉の辞典 慣用句の辞典 故事ことわざの辞典 

関連書籍

 ベネッセコーポレーション「福武国語辞典」

出版社:ベネッセ[link]
編集:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄
価格:2,571
収録数:60000語
サイズ:--(B6変型)
発売日:-
ISBN:-

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト