【福武国語辞典】か行 > がし
臥薪嘗胆
【がしんしょうたん】

名・自サ変
かたきを討ったり、目的をなしとげたりするために、苦心・苦労を重ねること。{参考}中国の春秋時代、呉王夫差(ふさ)は、父のかたき越王勾践(こうせん)を討つために薪の上に臥(ふ)して志を励まし、ついに勾践を降伏させた。負けた勾践は、苦い胆(きも)を嘗(な)めて屈辱を忘れまいとし、ついに夫差を破ってうらみをはらしたという故事による。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704936500 |