【福武国語辞典】あ行 > お・
下りる・降りる
【お・りる】

自上一
【1】下のほう、低いほうへと移る。【ア】もとの位置から下のほう、低いほうへ移る。「山を―」「二階から―」「壇を―」「地下へ―」「幕が―(=幕が下がってくる。転じて、事件や物語などが終わる)」{対}あがる・のぼる 【イ】下へ移ったかのように、もとの位置からなくなる。「胸のつかえが―」「肩の荷が―」【ウ】閉まる。「大戸が―」「シャッターが―」「錠が―」【2】〔降りる〕乗り物から外へ出る。「バスを―」「飛行機から―」{対}乗る 【3】〔降りる〕高い位や役割から退く。「大臣を―」「主役を―」{対}昇る 【4】〔降りる〕自分の権利を捨てる。「仕事を―」「勝負から―」【5】〔降りる〕露や霜が生じる。置く。「露が葉に―」「一面に霜が―」【6】〔下りる〕体外に出る。「虫下しで、回虫が―」「体中の毒が―」【7】〔下りる〕許可される。支給される。「免許が―」「年金が―」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704918550 |