【福武国語辞典】あ行 > おさ
収まる・納まる・修まる・治まる
【おさま・る】

自五
【1】〔収まる・納まる〕物が中にきちんと入る。【ア】物の中に入る。「花瓶が箱の中にうまく―」「もとの鞘(さや)に―(=もとの状態にうまくもどる)」【イ】物や金銭が受け取り手にきちんと支払われる。「税金が―」【2】落ち着いた状態になる。【ア】〔収まる・治まる〕安定した状態になる。「世の中が―」「丸く―」「腹の虫が―」▽政治にかかわるときは「治まる」を使う。【イ】〔修まる〕行いが正しくよくなる。「身持ちが―」【ウ】〔治まる〕病気や痛みが落ち着く。「頭痛が―」【エ】〔納まる〕ある地位や境遇について落ち着く。「社長のいすに―」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704910200 |