【福武国語辞典】あ行 > えん
縁
【えん】

{常}
【1】ふち。へり。周辺。「縁辺・外縁」【2】日本建築で、えんがわ。「縁先(えんさき)」【3】よる。関係がある。つながり。「縁故・縁類・血縁・地縁・内縁・無縁・離縁・良縁」「ふとした縁で」「縁を切る(↓絶縁 の{類義表現})」【4】〔仏〕めぐり合わせ。「縁起・因縁(いんねん)・宿縁(しゆくえん)・(すくえん)」「前世の縁」※無(な)き衆生(しゆじよう)は度(ど)し難(がた)し 仏縁のない者は仏も救いようがない。転じて、人のことばを聞き入れようとしないがんこな人は救いようがない。※は異(い)なもの味(あじ)なもの 男と女の結びつきは不思議でおもしろいものだ。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704901090 |