【福武国語辞典】あ行 > うち
内
【うち】

名/代
【一】(名)【1】物の中側。囲いなどで区切られた中側。一定の基準・範囲の中。「塀の―」「胸の―」「役員の―から委員長を選ぶ」「これも勉強の―だ」{対}外 【2】一定の時間・数量などの範囲の中。以内。「きょうの―に返事をしよう」「三日の―に終わる」「若い―に苦労せよ」「知らない―に眠りこむ」【3】心の中。内心。「深く―に秘めた情熱」{対}外 【4】自分の家や家庭。「―に人を招く」「―の者」{対}よそ 【5】自分が属する組織・団体など。「―の会社」「―の学校」{対}よそ・外 【6】いえ。住宅。「―を建てる」「―がたくさん並んでいる」【7】〔古〕宮中または天皇。{参考}【4】【5】【6】の場合、ふつうは仮名書きされる。また【1】【2】【3】の場合に「中」、【4】【6】に「家」を当てて使われることもある。【二】(代)〔関西方言〕女性が自分をさしていう語。私。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704890150 |