【福武国語辞典】あ行 > いん
因縁
【いんねん】

【1】〔仏〕結果を生じる直接の原因である因と、間接原因である縁。いっさいの物事はこの二つによって定められているとされる。【2】人の力では動かせない、定まった運命。「前世からの―」【3】宿命的な結びつき。ゆかり。関係。「浅からぬ―」「―をつける(=言いがかりをつける)」【4】理由。由来。いわれ。「いわれ―をたずねる」↓「もと」の{和漢}
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704885820 |