【福武国語辞典】あ行 > あれ
あれ
【あれ】

代
【1】自分からも相手からも離れている、目に見える事物をさし示す語。【ア】あのもの。「おや、―は島じゃないか」【イ】あそこ。「―に見えますのは桜島」【2】時間的に遠くにある、相手も知っている事柄をさす語。「―はもう済んだことだ」「―以来音沙汰(おとさた)がない」【3】〔人代名詞的に用いて〕あの人。「―の言うことはあてにならない」【用法】第三者を見下していう。【4】はっきり言いたくないことや、うまく言えないことをさす。「こんなこと言うのは―ですが」「ようするに―ですよ」▽「彼れ」とも書く。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704865220 |