新いか
【】
【すし手帳】 いか・たこ >
秋を呼ぶ愛らしいすしダネ
夏から秋にかけて獲れる子どものコウイカは「新いか」と呼ばれて人気がある。すしダネサイズが出回るのは8月下旬ごろ。写真(同)の新いかは時季が早く、身は小指の先、げそ(足)は親指の爪二つ分ほど。どちらも1貫に2杯(2匹分)づけの小ささだ。
精巧なおもちゃみたいなげそは、ぷりっとした歯ごたえとさらさらの潮の味が、姿同様に愛らしい。身は小さく薄く、淡い甘さに幼さを感じさせる。清楚ともいえる味がほろっとのどをすべって、残るのは涼やかさばかり。
画像
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「すし手帳」坂本一男 |
|
お寿司屋さんに入る前に,旬のネタ,通のネタを完全予習! 握りの写真,素材の魚についての解説,薀蓄,旬,姿写真,主産地,英語名など,すし通のための完璧なデータがつまった革装手帳。 |
|
出版社:
すし手帳[link] |