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棒高跳び
【ぼうたかとび】

雑学大全2趣味 > スポーツ

陸上選手などが使っている棒高跳びの棒。競技用の棒は五メートルにもなるが、いったい競技場までどうやって運んでいるのだろうか。もしかして、あの棒は折りたたんだりできるのかとも思えるが、もちろん折りたためない。棒のしなりを使って上空へ飛ぶのだからそんな構造では危険である。日本陸上競技連盟に聞いてみると、実際は選手団が移動に使うバスに乗せられる場合もあるし、選手が個人で車の屋根に乗せて運ぶのが一般的なのではないかという。五メートルの棒ならば、乗用車の屋根に乗せると前後それぞれ五〇センチくらい飛び出す程度で収まるのだ。ところで、実は棒高跳びの棒には長さの規定がない。どんなに長くても、逆にどんなに短くてもいいのだ。それは選手個人が自分の体格や使いやすさに合わせて長さを決めている。素人には長ければ長いほうがいいように感じられるが、棒が長い場合はしなりも大きいから、その分勢いが必要なので速く走らなくてはならないし、棒の重さも負担にもなるからダメなのだそうだ。なお、棒高跳びの棒は、材質も様々なものがあり、長さは三メートル強から五メートルくらい、重さは二キロから二・五キロぐらいの間で小刻みに設定されているという。なお、自分の車で運べない選手は、宅配便でも扱ってくれるという。会社にもよるのだが、佐川急便は配送可能という。通常の宅配便の規格では、立体三辺の合計が一六〇センチ以内、重さは三〇キロ以内で設定されている。棒高跳びの棒の場合は長さが大幅にはみ出ているから、規格外扱いで、宅配便ではなく一般貨物になる。たとえば、重さが二・五キロ、長さが五メートルの棒の場合、都内での移動でも三万五〇〇〇円以上かかるという。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305