data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

阪神タイガース
【はんしんたいがーす】

雑学大全2趣味 > スポーツ

熱狂的ファンがいることで知られ、二〇〇六(平成一八)年度ペナントレースでの観客動員数(実数)は一二球団中の最多で、一三〇〇万人を超えたといわれている。成績がよくても悪くても温かく見守ってもらえるのが阪神タイガースなのだ。本拠地はおなじみ阪神甲子園球場で、阪急阪神東宝グループの系列である。球団の創立は一九三五(昭和一〇)年で、株式会社大阪野球クラブとして発足した。翌年二月一一日にチーム結成式をおこない、初練習をスタートさせた。チーム初のホームランは、ホームゲームの甲子園でのセネタース戦で藤井勇が放った。その年と翌年は二位に終わったもののチーム発足三年目の一九三八(昭和一三)年、優勝決定戦で東京巨人軍(現・読売ジャイアンツ)を破って首位になった。戦中、戦後は常に巨人と優勝争いを繰り広げ、大阪のみならず全国のファンを熱中させたが、戦後二リーグ制になった際に、他球団からの引き抜きにより戦力は低下し、長い低迷時代に入ることになる。一九八五(昭和六〇)年、長いスランプから抜け出し、ようやく日本一に輝く。日本シリーズは西武を相手に四勝二敗という結果だった。リーグ優勝自体もまさに二一年ぶり。大阪では喜びのあまり道頓堀に飛び込むファンが続出し、名物くいだおれ人形やケンタッキーフライドチキンカーネルサンダース人形などが持ち去られるなど新聞の社会面をにぎわした。それ以来リーグ優勝は果たすものの、あと一歩のところで日本一に手が届かず、阪神ファンにとってはなんとも口惜しい成績が続いているが、ちょっと意外なのは、創立以来、二一人の監督のなかに一人も寅年生まれがいないことだ。現在の監督、岡田彰布は一九五七(昭和三二)年生まれの酉年。今後もし初の寅年監督が誕生するとすれば、ともに一九六二(昭和三七)年生まれの和田豊コーチや、広沢克己コーチ可能性あり、といったところだろうか。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

火元責任者  エレファンツ・ブレス  上総・下総  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の個別アプリ】

雑学大全2

浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾アプリ。

【この辞典の書籍版説明】

「雑学大全2」東京雑学研究会

浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。

出版社: 雑学大全2[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000728
サイズ: 25.6x18.4x3.6cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305