タマネギ①
【たまねぎ】
【雑学大全2】 生活 > 野菜・フルーツ
その昔、古代エジプトでは、タマネギを精力剤として使っていたという。紀元前三〇〇〇年頃には、すでに栽培されていて、ピラミッド建設に従事する労働者に、ニンニクやタマネギが配給されていたようだ。旧約聖書やアラビアンナイトにも精力剤として使われた話が出てくるというタマネギだが、肉料理にとてもよくあうことから、徐々にヨーロッパなどに広まっていった。原産地は、北西インドからアフガニスタンにかけての中央アジアといわれているが、野生種が発見されていないので、あくまで推定である。ところで、タマネギを切るときに涙はつきものだが、これは、タマネギに含まれる硫化アリルという成分が空気にふれることで、催涙性の物質が発生してしまうからだ。しかし、この硫化アリルはビタミンB1の吸収をよくするので、滋養強壮によいとされている。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全2」東京雑学研究会 |
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浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。 |
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