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子どもの日
【こどものひ】

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五月五日の「子どもの日」。男の子のいる家庭では、ゴールデン・ウイーク(以下GW)終盤の大事なイベントだ。昔から「端午の節句」「菖蒲の節句」ともいわれ、菖蒲湯に入ったり、菖蒲根をせんじて飲んで、その昔は、それで魔除けをする慣わしがあった。その「菖蒲」の音が「尚武(武道や軍事を重んじること)」に通じることから、「上巳の節句」「桃の節句」ともいわれる女の子の節句「ひな祭り」に対し、男の子の節句ということになったようだ。本来、五月五日には五月人形を飾り、鯉のぼりをはためかせて子どもの無事な成長を祈るのだが、昨今ではGWの行楽やおもちゃ屋のキャンペーンなどお祭り気分で、男の子に限らず女の子もお祝いされる「子どものお祭り」になっている。しかし、「祝日法」という法律によれば、五月五日は「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、母親に感謝する」祝日として規定されている。子どもの日は、子どもの人格重視と幸福ばかりが強調されているが、実は「母親に感謝する」日でもあるのだ。日頃から子育てに忙しい世の中の母親たちは、この子どもの日にも、一週間くらい前から五月人形などを飾り、子どものためにおもちゃ菖蒲湯を用意し、当日にはご馳走までつくってとてんてこまいの大忙しである。この項を読んだ心ある方、母親にも感謝すべき日であることを、大々的にキャンぺーンしてもらえないだろうか。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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「雑学大全2」東京雑学研究会

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編集: 東京雑学研究会
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発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305