クモ①
【くも】
【雑学大全2】 生物の不思議 > 昆虫
手や顔についてしまうと、いやな気分になるクモの糸。庭の木など、いつも同じようなところにつくられているから、同じクモが何年も同じところで巣を張っているのだろうと思いきや、たいていのクモの寿命は一、二年だそうだ。では、巣の寿命はどうなのだろう。巣づくりの周期は種類によってかなり差があるようだが、なかでも特徴があるのは、オニグモという種類のクモ。オニグモは毎日、糸を張り替えているという。しかも、そのときには、それまで張っていた糸を食べてしまう。そして、また新しい巣を張るのだが、そのとき新しく張った糸のうちの八〇?九〇パーセントは、もとの食べ終わった糸の成分だというから、オニグモの巣は理想的なリサイクル製品だといえる。しかし、もちろん、どんなオニグモもこのように規則正しく活動しているというわけでないし、残念ながら糸を食べないものもいるようだ。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全2」東京雑学研究会 |
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浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。 |
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