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伊豆七島
【いずしちとう】

雑学大全2地理 > 場所

伊豆七島といえば、大島、三宅島などを含む有名な伊豆半島の先の島々。行政上、現在では東京都の管轄になっている。江戸時代は幕府直轄の領土だったが、一八六八(慶応四)年には韮山県(現・静岡県)、さらに一八七一(明治四)年には足柄県(現・神奈川県)に編入されるなど、落ち着かなく管轄が変わったが、一八七八(明治一一)年に東京府下に収まった。伊豆諸島はこのように静岡県下でないこと自体も不思議なのだが、もっと不思議なことがある。相模湾の入り口浮かぶ「大島」から「利島」「新島」「式根島」「神津島」「三宅島」「御蔵島」「八丈島」と南に連なり、数えてみると合計八つある。八つあるのだから「伊豆八島」というのが本来のはずだが、伊豆七島という名称はどこからついたものなのだろうか。実は、この八つの島のなかでは、式根島は伊豆七島に含まれていない。理由は、その昔、新島と式根島は地続きで、一つの島であったからだ。細かな砂州でつながっていたのだが、元禄年間(一六八八?一七〇四年)に起こった大地震による津波の影響で、二つの島に切り離されてしまったという。なお、「伊豆諸島」という言い方も「伊豆七島」と同じくどの島を示すのかが正式に決まっている。伊豆諸島は、本来は伊豆七島を含まず、八丈島の南側に連なっている青ヶ島、べヨネース列岩、鳥島などの島々で構成されている。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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