そば176
【そば いちななろく】
【東京-五つ星の蕎麦】 都内の名店88軒 > 練馬区
ユニークな店名は住所と郵便番号が由来。マンションの1階にあるが、植え込みや板塀、格子戸などを配した外観は一軒家の民家のような風情がある。店内は間接照明に映し出される古材を使った太い梁やカウンター、大テーブルなどが重厚感のある佇まいを見せている。
主人はもともと洋食屋を営んでいたが、建て替えを機に一茶庵のそば教室で学び、そば屋に転身。開業してまだ5年目だが、早くもそば好きに知られる店になった。国産そば粉を近くの製粉所で石臼挽きにし、その日に使う分だけ手打ちしたそばは、コシの強さと滑らかな舌ざわりが特徴。本節と亀節を使ったダシの風味を生かすため、かえしの量を抑えているのでつゆはやや薄味。たっぷりとつけて食べるとちょうどいい。
「そば屋然とした店にはしたくない。酒を楽しんだ後にそばを食べてもらいたい」というだけに、酒の種類や酒肴も多く、夜は7割の客が酒を注文する。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「東京 五つ星の蕎麦」見田盛夫/選 |
|
並木藪蕎麦、巴町砂場、神田まつやなど伝統の技が味わえる名代の老舗から、進化し洗練された蕎麦でたちまち有名となった新鋭店まで、都内と近県の118の名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。蕎麦の基礎知識や全国の名店217軒の情報も付いた、蕎麦好きのバイブル。 |
|
出版社:
東京-五つ星の蕎麦[link] |