銀杏
【ぎんなん】
【東京-五つ星の蕎麦】 都内の名店88軒 > 江東区
平成15年まで45年間続いた福井庵をリニューアルし、屋号も銀杏と改め平成16年に再スタートした手打ちそばの店。リニューアルの間、主人は「吟八亭やざ和」(222頁)へ、奥さんは人形町の小料理屋へ修業に通い続けたという。
主人が打つそばは細めの二八。口の中に違和感の残らない、ふわっとしたコシのあるそばで、のど越しもいい。数量限定の十割そば、四季折々の変わりそばも打つ。
奥さんの料理も本格的。サクっと揚げたかき揚げ、香ばしく焼き上げた鴨焼きなど各種の酒の肴のほか、そば粉を3割加えたそばの実アイス、餡をそばがきでくるんだそば団子などのデザートも秀逸。静岡県由比産の桜エビ、熊本産の大粒のアサリなど、素材も吟味したものばかり。全国各地で焼かれた陶製の器も自慢のひとつだ。
店内は2階までの吹き抜けで開放感を高めている。2階には10名ほど座れる隠れ家的な個室もある。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京 五つ星の蕎麦」見田盛夫/選 |
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並木藪蕎麦、巴町砂場、神田まつやなど伝統の技が味わえる名代の老舗から、進化し洗練された蕎麦でたちまち有名となった新鋭店まで、都内と近県の118の名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。蕎麦の基礎知識や全国の名店217軒の情報も付いた、蕎麦好きのバイブル。 |
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出版社:
東京-五つ星の蕎麦[link] |