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銀座 久兵衛
【ぎんざ きゅうべえ】

東京五つ星の魚料理すし > 中央区

高級飲食店が妍を競う銀座の金春通りに5階建ての店舗(全フロアに客席がある)を構え、かつその建物は東京建築賞優秀賞、日本建築士会連合会優秀賞を受賞しているのだから、この店を単純にすし屋、とはなかなか呼び難い。すしの巨城、とでもいえばイメージ伝わるだろうか。

久兵衛の創業は昭和10年(1935)、二代目現当主・今田洋輔さんの父の壽治さんが西銀座に店を開いたことに始まる。屋号の久兵衛は壽治さんの愛称だったという。かつて北大路魯山人から「今様一心太助」と呼ばれて愛された先代の気質は、二代目にもしっかり受け継がれているようだ。金額に関係なくとにかく一番の素材を求めるのは、それが店の立場、面子だから仕込みでもルーティンな仕事ほど手を抜かない。幹も枝葉もおろそかにしない、二代にわたるこの信念こそ「久兵衛」の暖簾そのものといえよう。


東京書籍
「東京五つ星の魚料理」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

かねます  割烹 やき蛤  のと半島 時代屋  

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【この辞典の書籍版説明】

「東京五つ星の魚料理」岸 朝子/選

寿司をはじめ、ふぐ・あんこう・まぐろ・あゆ・くえ・かになどの各専門店,日本各地の旬の地魚を味わえる郷土料理の店など、東京の魚料理の老舗・名店を、各店自慢のお酒とともに岸朝子が厳選して紹介。

出版社: 東京五つ星の魚料理[link]
編集: 岸 朝子/選
価格:1728
収録数: 256
サイズ: 20 x 12.2 x 2cm
発売日: 2008-12-01
ISBN: 978-4-487-80247-0