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▼タカベを食べて、さあ夏が始まるぞ
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旬のうまい魚を知る本 >

タカベは伊豆半島や伊豆諸島などで5月から9月のあいだに多く漁獲される。夏にしか味わえないから季節感があり、この魚を食べると、さあいよいよ夏だという気分になる。初夏になっても、タカベが店先に見つからないときには、船釣り情報に血まなこになる。南房総沖にタカベが来たと知ると、乗合船へ急ぐ。
タカベは大群で沿岸へ押し寄せる。釣船が魚群に当たりさえすれば、ぼくのようなへっぽこ釣師でも、大釣りすることになる。隣りの人がイサキを釣り上げていても、高級魚には目もくれず、タカベの多い表層を狙って仕掛けを流す。わが家への帰路はタカベいっぱいのクーラーをかつぎ、思いは早くも背越しに行っている。


東京書籍
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

▼赤・金・黒と、生息する場所によって体色が異なる  ▼鮮やかな赤色は血にヘモグロビンが含まれているため  ▼卵を抱えるメスの商品価値が高い  

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【この辞典の書籍版説明】

「旬のうまい魚を知る本」東京書籍

季節別旬魚の解説,全国地域別旬魚カレンダー,代表的漁港マップに加え,魚の構造や通の食べ方などのコラムも充実。鮨屋,レストランなどで魚を語れる人になるためのバイブル。

出版社: 旬のうまい魚を知る本[link]
編集: 東京書籍
価格:1836
収録数: 650匹232
サイズ: 18.6x13x2cm
発売日: 2002年8月
ISBN: 978-4487797776