▼壱岐沖はケンサキイカの産卵場所
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【旬のうまい魚を知る本】 >
ケンサキイカの漁獲で日本一を誇るのが、玄界灘に浮かぶ壱岐島の勝本町。土地の漁師によると、勝本沖は水温や潮まわり、砂地の海底といった自然条件がケンサキイカの産卵場所に適しているのだそうだ。「5月から6月にかけて、子持ちイカと呼んでいる抱卵のケンサキイカが多く釣れるのがその証拠だよ」と断言する。勝本町のケンサキイカ漁は、夕方の明るいうちに漁場に到着して明け方まで釣る。1本の仕掛けにエサ巻きと呼ぶイカヅノを2~3本結び、それに生または冷凍のキビナゴ、あるいはイワシを細いワイヤーで巻き付ける。イカを集めるため集魚灯を焚(た)き、手に仕掛けを持って待ち、アタリがあれば電動ローラーで巻き上げる。ここのケンサキイカ漁は2月から始まり11月まで続く。6~7月が旬。
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【この辞典の書籍版説明】
「旬のうまい魚を知る本」東京書籍 |
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季節別旬魚の解説,全国地域別旬魚カレンダー,代表的漁港マップに加え,魚の構造や通の食べ方などのコラムも充実。鮨屋,レストランなどで魚を語れる人になるためのバイブル。 |
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