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予定価格
時事用語のABC

官庁が発注する工事などの落札上限価格
工事などを発注する側の国の機関や地方自治体は、競争入札において、あらかじめ予想される落札価格に上限を設定しておき、その範囲内で落札者を決めている。
予定価格とは、工事の内容や技術的程度に応じて決まる発注側の言わば「見積金額」のこと。なるべく低い費用で工事などを発注したいと考える国の機関や地方自治体は、予定価格を下回る入札をした業者の中から、最も低い金額を提示した業者に落札させる。
逆に、なるべく高い金額で工事などを受注したい業者にとって、予定価格ちょうどの金額で落札することが大きな利益につながる。そのため、あの手この手を使って、予定価格を探り出そうとするわけだ。
通常、予定価格の8割程度の価格で落札するのが相場だと言われている。限りなく予定価格に近い金額で落札を繰り返している業者があると、予定価格が何らかの形で漏れていた可能性が強まる。
最近では、入札の透明性を高める目的で、一定の基準に沿って予定価格を事前に公表する地方自治体が増えている。

  

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