調査捕鯨 JLogos

クジラの生態や資源量などの科学的調査を目的として、農林水産省所管の特例財団法人日本鯨類研究所が主体となり、政府の特別許可を得て、南極でクロミンククジラやナガスクジラ、北西太平洋でミンククジラやイワシクジラ、ニタリクジラなどを捕獲調査している。捕獲調査の副産物は有効利用が条約で義務付けられており、政府の適切な管理のもと、副産物として生じた鯨肉は一般販売のほか学校給食などの公益事業に供され、その収入は調査捕鯨の費用に充てられる。